「越後屋、お主も悪よのう」
「いえいえ、お代官様ほどでも」
時代劇では、悪者代官と悪者越後屋のこのようなやりとりが定番でした(40歳以上じゃないとわからないかな)。その越後屋がここです。今は合併してわからなくなってますが、元々は「三越」と「伊勢丹」です。ちなみに三越は元々「三井越後屋」であり、三井財閥の源流です。
今回はここの株主優待が届きました。

さて開封です。

毎度のことながら、こういった重要事項をわかりやすく伝える会社は株主を大切にしていると思います。

百貨店で10%引きになるのは大きいですよね。ちょっと贅沢したい時にはありがたいですね。
百貨店はこの頃中で上場来安値にあります。これはコロナの影響もあるのでしょうが、ネットや少子化の影響もあるのかと思います。ただ個人的にはそこまで悲観的にはなっていないです。それは百貨店の立地です。特に財閥系は駅直結などの一等地に資産を所有していたりしています。また来店メインの商売と思われがちですが「外商部」を持っています。そして資産家という「良質な顧客」を持っています。これは会社の決算書には載らない「資産」です。今後の経営陣の動きに注目したいところです。


