優待食堂 株主優待

【優待食堂】大日本帝国陸軍めし作ってみた(日本管財・9728)

2021年9月3日

以前日本管財の株主優待を見ていたときに「十勝牛大和煮」を見つけました。このときちょうど旧日本軍の糧食の資料を見ていた中で「牛肉大和煮缶の混ぜ飯」なるものがあり、なんか美味しそうだと思い選びました🤤なぜ株主優待で選んだのか。それは「牛肉の大和煮は高い」という理由です🤣

こちらが十勝牛の大和煮の缶詰です。

牛肉の大和煮の缶詰は軍からの支給品で、兵隊さんの中では人気の缶詰だったようです。また日露戦争などの戦地では、現地のお百姓さんとの食料調達の物々交換用にも使われていたようです。なんで缶詰の食料と交換するかというと、生鮮食品の調達は現地ではすごく重要だからです。最近では東日本大震災の時に、缶詰を食べ続けた自衛隊員の間で口内炎や便秘が多発しました。災害現場では生鮮食品は民間人優先なので、現場指揮官はかなり苦労されたそうです。

日本管財大和煮中身
缶詰の中は牛肉でびっしり😲

1缶85g入っています。この量に対してご飯は1合くらいがちょうどいいですね。一般の方には多いですが、兵隊さんの1日の摂取カロリーは概ね3200kカロリーです。これに訓練などあると増加食で追加されます。ちなみにこのカロリーはギリシャ時代から現代まで変わらないと言われています。一般人がこれだけ食べると一気に生活習慣病にまっしぐらです😭

日本管財大和煮とご飯
炊き立てご飯にそのまま投入♪

戦場では飯盒の炊き立てご飯の中にそのままぶち込んだようですが、流石に飯盒はないので炊飯器で炊いたご飯を丼に入れました😅

日本管財牛肉大和煮缶の混ぜ飯完成
あとはただ混ぜるだけ♪

後は混ぜるだけです。この缶詰は汁が少ないのでご飯に色はつきにくいですが、ほぐれたお肉が満遍なく混ざれば完成です。初めて食べましたが、これが結構美味しかったですね🤤もう1缶あるから、また作ろうかな。

旧日本軍、自衛隊も糧食は「缶詰」(戦闘糧食Ⅰ型)のイメージがかなり強いですが、数年前に廃止となり、今は「レトルト」(戦闘糧食Ⅱ型)となりました。これは味は申し分ないものの缶詰は「重い」と「かさばる」から変更になりました。荷物はとにかく最小限で軽くしたいので、レトルトの方が携行には便利なんですよね。あとゴミの処理もレトルトの方が簡単です。ちなみに現場では暖かい食事が望まれるので、Ⅱ型には「加熱剤」もあり糧食を熱々にすることもできます。今も昔も現場での楽しみは食事であることには変わり無いようです。

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