いよぎんホールディングス(5830)
権利獲得月 :3月
最低保有株数:100株(1年以上、長期保有制度有)
最低購入金額:353,300円(2026年7月23日終値)
| 保有株数 | 優待内容 | 3年以上 |
| 100株 | 今治タオル | ー |
| 1,000株 | 5,000円相当の愛媛県産品のカタログギフト or 「伊予銀行ヴェールズ」グッズ・観戦チケット等 or 10万 〜100万円株主優待定期預金作成 | ー |
| 3,000株 | 同上 | 10,000円相当の愛媛県産品のカタログギフト or 「伊予銀行ヴェールズ」グッズ・観戦チケット等 or 10万 〜200万円株主優待定期預金作成 |
| 5,000株 | 10,000円相当の愛媛県産品のカタログギフト or 「伊予銀行ヴェールズ」グッズ・観戦チケット等 or 10万 〜200万円株主優待定期預金作成 | 15,000円相当の愛媛県産品のカタログギフト or 「伊予銀行ヴェールズ」グッズ・観戦チケット等 or 10万 〜300万円株主優待定期預金作成 |
2025年3月(100株)
伊予銀行を傘下にもついよぎんホールディングスから株主優待が送られてきました。

ゆうパケットで送られてきていますね。それでは開封しましょう。

こちらがタオルになります。毎年もらえるのでありがたいですね。

ちゃんと今治タオルを証明するマークがついていますね。
いよぎんは今治にある地銀ですが、船主や今治造船がある独特の地域です。その成果造船も船主も業績が良いので銀行も好調のようです。個人的には今後も業績が期待できるので、引き続き保有していきたい銘柄です。
【MBA経営分析・ダイジェスト】2026年3月期通期決算反映版
愛媛県内での圧倒的シェアを基盤に、瀬戸内エリアから三大都市圏への広域展開、さらには地銀随一とされる「海事(造船・海運)ファイナンス」の強みを誇るいよぎんホールディングス。2026年3月期通期決算および2027年3月期見通しのデータを基に、同社の真の経営コンセプト「DHDモデル」と強靭な収益構造を解剖します。
1. 戦略の核心:「海事ファイナンス」の参入障壁と「DHDモデル」の相乗効果
⚓ 独自ポジション:地銀屈指のスペシャリティ「海事(造船・海運)ファイナンス」
- 今治クラスタを背景とした約1.6兆円の融資残高 国内最大の造船・海運拠点である愛媛県今治市を中心とする歴史的な信頼関係を背景に、海事産業向け融資残高は約1兆6,000億円(全貸出の約1/4)に達し、中期経営計画の目標を前倒しで達成。他行が容易に模倣できない船舶担保評価や市況分析のノウハウが強力な参入障壁(Moat)となっています。
🔄 構造改革:同社独自の経営コンセプト「DHD(Digital - Human - Digital)モデル」
- 「事務効率化(D) ✕ 高度コンサル(H) ✕ 地域DX(D)」の好循環
- 1st Digital:店頭手続きのタブレット化やアプリ活用により、行内事務時間を大幅削減。ローコストなオペレーション基盤(低OHR)を構築。
- Human:創出した時間を、人間にしかできない「船舶ファイナンス」や事業承継・M&A・資産運用などの高度なコンサルティングへ集中配置。
- 2nd Digital:自社で培ったデジタルノウハウを地域企業のDX支援(役務手数料獲得)へ還元。
🏛️ 本業強化:金利上昇局面におけるNIM(純金利利ざや)の拡大
- 「低コスト預金 ✕ 高付加価値貸出」地元での圧倒的なリテール預金を強固な低コスト調達基盤とし、政策金利引き上げ局面において資金調達コストを極限まで抑えながら、広域貸出や船舶融資で利ざやを拡大させる構造を確立しています。
2. 財務構造と経営健全性の分析(2026年3月期・通期実績&来期見通し)
| 経営指標(連結) | 🏛️ いよぎんHD (2026年3月期実績 / 2027年3月期予想) | 前年比(YoY) | 考察・経営学的意味 |
| 経常収益(売上) | 2,661億1,800万円 | +14.8%(増収) | 金利上昇と海事・広域貸出の拡大で増収。 |
| 経常利益 | 992億0,600万円 | +32.2%(大幅増益) | 1,000億円の大台に肉薄する過去最高水準。 |
| 当期純利益 | 742億5,300万円 | +39.3%(大幅増益) | 貸出利ざや改善と政策保有株売却により急拡大。 |
| 通期予想(2027/3) | 経常利益: 1,110億円 / 当期純利益: 770億円 | +11.9% / +3.7% | 連続での最高益更新を見込む極めて強い計画。 |
| 海事産業融資残高 | 約1兆6,000億円 | 中期計画目標を前倒し達成 | 全貸出の約25%を占める独自の高収益ピラー。 |
- 財務サマリー:2026年3月期通期決算では、経常利益が前年比+32.2%の992億円、当期純利益が+39.3%の742億円と劇的な増益を記録しました。続く2027年3月期においても経常利益1,110億円を見込んでおり、利上げの追い風と海事ファイナンスの好調を背景に過去最高益を更新し続けるフェーズに入っています。
💡 【深掘り】なぜ「船舶1.6兆円」と「DHDモデル」の組み合わせが強いのか?
単なる地銀の枠を超え、グローバル市場と繋がる船舶領域で収益を伸ばせる理由は、高度なビジネスモデル設計にあります。
- 脱炭素船(GX)需要と「協調融資(シンジケートローン)」への進化世界的な環境規制に伴い、LNG燃料船やアンモニア対応船など1隻あたり数百億円規模の代替投資が活発化。同社は単独融資(1船1行)にとどまらず、他行を巻き込んだ「協調融資」を主導することで、リスクをコントロールしながら組成手数料(アセットライトな役務収益)を獲得するモデルへ進化させています。
- 政策保有株式の削減と資本効率(ROE)ハック持ち合い株式の計画的売却によって実現益を出し(当期純利益急増の原動力)、そのキャッシュを自社株買いや増配、DHDモデルを支えるIT・人材投資へと再配分する資本効率の最適化(PBR1倍割れ対策)が機能しています。

<執筆者プロフィール>
優待太郎
経営学修士(MBA)
予備自衛官(技能)
山一證券が自主廃業した1997年から株式投資を始める。保有している優待銘柄は100銘柄を超える。毎年数十万円分の株主優待を消化するために走り回っています。
組織編成とマーケティングが得意なので、決算書だけでなく個別企業の経営戦略を読み込む中長期投資が中心です。
ブログは毎日21時ごろの更新
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