かなりご無沙汰しておりましたが、久々に行ってきました。
ビルインの店舗でもしっかりとしたモダンな雰囲気を出していますね。そして暗すぎることもなく、明るすぎることもなく。特に屋内の入り口なのでランプの灯がいい味を出していますね。やはり流行るお店は店構えが大事だということが再認識されます。
レギュラーとたっぷりの差が100円量は1.5倍なのにね。しかも珈琲チケットと併用できるところにコメダの強さが光ります。今回は暑いのでたっぷりアイスコーヒーを選択。
喫茶店といえばスパゲティですが、コメダの場合、2020年11月24日に一部の店舗で導入したのですよね。導入に手間取った理由として、食事するときにワイシャツに跳ねたソースがつく事を警戒したためです。こういったところに気遣いがあるところが、業績好調なお店の特徴ですね。
さて「たっぷりアイスコーヒー」がやってきました。普通の喫茶店だとガラスの器にアイスコーヒーを入れて出てきますが、コメダは保温カップです。この気遣いもいいですよね。ポイントは3つ。
1.長時間いても、アイスコーヒーは温まらないし、氷も解けないので珈琲が薄まらない。
2.カップが汗をかきにくいのでコースターがいらない。
3.カップを落としても割れにくい。
こういう見方をすると、顧客満足度と費用対効果を考えると合理的に考えられているのだと思われます。
ワイシャツの袖や手を汚さないためか、ナポリタンはコンパクトにまとめて高く盛っていますね。しかしパッとみた感じ、量の暴力を自負しているコメダらしくないと思うのですが、どこかに秘密があるのでしょうか。
メニューの写真にありましたがこのナポリタン、なんと2.2mmもの太麺なんです。通常喫茶店やラーメン店などの飲食店のランチ時間帯では回転率を重視します。そうしなければ利益が出ないんですよね。麺の太さは茹で時間に直結します。当然茹で時間が長くなればなるほど回転率は落ちてしまいます。その点についてはコメダの顧客は時間を気にしない層をターゲティングしているので、こういったところで差別化していますね。
次に太麺は腹持ちも良く、麺はコンパクトにまとまります。さらにこの麺、短いんですよね。そのおかげでソースが飛び散らないことにも貢献しています。(もちろんソースの粘度も飛び散り防止で高すぎない程度にしてありました)
最後に最近流行りの個人席。
コメダは長居できるお店と考えると、サラリーマンにとってはオフィス代わりとして使いたいところ。コメダの一人席は電源もありますし、机の上に置くものは最小限にして、貼りものにできるのは全部壁に貼っていますね。この広さであれば、タブレットでもノートパソコンでも作業しやすいですよね。
今回のお店訪問は色々と勉強になるところがいっぱいありました。インタビューとかできればMBAスクール用のケースが1本出来そうなほどのノウハウがありますね。また時間があれば色々と調べてみたいところです。
コメダ珈琲店
http://www.komeda.co.jp
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