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【優待食堂】若尊は予約10ヶ月待ちの寿司屋🍣MBA式経営分析(APHD・3175)

2026年3月6日

若尊と書いて「ジャクソン」と読むお寿司屋さんがあります。ここは予約が10ヶ月ほど待たなければならないほどの人気店です。今回はたまたま1名のみキャンセルが出たので行ってきました。

若尊の入口

お店はこの建物の地下にあります。中央の階段から降りていきます。

若尊の外観

こちらがお店の入口です。暗い地下でお店から光が漏れてくる雰囲気はいいですね☺️

若尊の看板

ちなみにこちらが若尊の看板です。読み方は洋風なのに看板は超和風ですね☺️
それではお店に入りましょう。

若尊の店内

席に案内されました。壁側の席はボッチ席の定番ですね😆店内はカウンター席のみで12席しかありません😳あと食事のスタートは予約時間通りに始まります。なのでこの12席にいるお客様一斉にスタートすることになります。

スタート

そろそろスタートの20時ですが、お客様がほぼ揃ったので食事の準備が始まりました。

若尊のドリンクメニュー

こちらがドリンクメニューです。基本的に飲み放題なので、追加料金が書かれていなければ無料で飲めます。なおスパークリングワインは1回しか注文できないので、最初はスパークリングワインで始めたいと思います。

スパークリングワイン

スパークリングワインがきました🍾結構上質で飲みやすいですね。これはお寿司似合いそうです🤤
お店側の準備もできたようなので始まりました。

本鮪とうずらの卵の醤油漬けの手巻き

本鮪と醤油漬けしたうずらの卵との手巻き寿司です。全体的にトロッとした食感で濃厚です。醤油漬けも濃すぎないのでいい塩梅ですね😋

もずく

沖縄県産のもずくです。磯の香りが強いですね😳ただ茗荷の香りとの相性もいいですね。酸味も気にならずとろっとした食感で美味しくいただけます😋

九頭龍

ここで日本酒に切り替えます🍶写真は九頭龍です。色々と飲みたいので半合にしてもらいました。

おちょこ

おちょこは選ぶことができます。干支の中から好きなものを選びます。これは面白いですね😆

ぶりとボタンエビの刺身

ぶりとボタンエビの刺身です。ぶりは奥のあん肝醤油をつけていただきます。どちらも食材はいいですね。ぶりをあん肝醤油で食べるのは初めてですが、コッテリ感が出て美味しいですね。ボタンエビはプリプリで臭みもなく美味しいです。

あん肝とご飯

お刺身を食べ終わると残っているあん肝醤油に一口ご飯を入れてくれます。よく混ぜていただきます。あん肝は美味しいですよねぇ😋

寿司の準備

そろそろお寿司が始まるので、ガリと指ふきの準備がされました。何気に指をふけるナプキンはありがたいです。

エビフライ

お寿司の前にエビフライです。エビフライが立ってます🤭最初は左の塩でいただきましたが、私が知っているエビフライの味ではないですね😳エビフライはプリプリで熱々で、人生で食べたエビフライの中で一番美味しかったです😋右のタルタルソースも美味しいですが、塩の方がいいですね。ただどっちもすごく美味しいので、せめて2尾は欲しいです😢

尖恵比寿

お寿司が始まりました🍣こちらは沖縄県産の「尖恵比寿」です。トガリエビスと読みます。肉厚で美味しいですね。

アオリイカ

アオリイカです。塩で味がついていますが、ねっとり感があって美味しいですね。

ヒメジ

沖縄県産のヒメジです。歯応えがあって美味しいですね😋

マダラの白子の紹興酒漬け

マダラの白子の紹興酒漬けです。仕上げにアルコールを飛ばしたウイスキーで香り付けしています🥃洋菓子のような感じでねっとり感もあって美味しいです。

白菜と海老芋、チタの揚げ浸し

白菜と海老芋、チタの揚げ浸しです。出汁がよく出ていて美味しいです。お酒との相性が抜群です🍶

お酒のおかわりです。お米の香りがいいお酒をお願いしたら「紀土」になりました🍶本当に香りがいいですね😋

本鮪の赤み

本鮪の赤みです🍣普通に美味しいです😋

中トロ

中トロです。質がいいので口の中でとろけて美味しいですね😋

炙り中トロの説明

中トロの炙りです。いいマグロらしくマグロの説明も合わせて説明を受けました。

炙り中トロ

説明はともかく、この炙り中トロは美味しいですね😋

うにサンド

うにサンドです。酢飯の上にたっぷりのうにで美味しいです。臭みのないウニは濃厚で美味しいですよねぇ😋

すっぽんの茶碗蒸し

すっぽんの茶碗蒸しです。すっぽんの出汁が効いていて美味しいです。

すっぽんの茶碗蒸しの中身

茶碗蒸しの中にはすっぽんの身がたっぷり入っていて美味しいです。すっぽんって茶碗蒸しでも美味しいんですね。お酒も進みます🍶

本ししゃも

北海道産の本ししゃもです。このまま頭からかぶりつきます。骨も気にならずボリボリいけますね😋

車海老

車海老のお寿司です🍣ボリュームもあって美味しいですね。これはエビフライでも食べたいレベルの車海老ですね😋

宮崎県産のハカツオ

宮崎県産のハカツオです🍣脂のノリもちょうど良く美味しいです😋

ホッキ貝

長万部産のホッキ貝です。貝は歯応えもあって美味しいですよね😋

あら汁

あら汁です。魚の味は濃厚なのに、生臭さもなく小骨な度も全くなくて美味しいです。ポタージュみたいな食感なのがいいですね😋

ウニトロ

〆はウニトロです。ウニとトロって合うんですね😋これは余韻があとを引きます🤤

アイスクリーム

デザートはアイスクリームです。最後の仕上げをこれからされるそうです。

アイスクリームに3年熟成させた味醂をかけます。

アイスくクリーム完成

味醂をかけたアイスクリームですが、味醂のまろやかさとアイスクリームは合いますね。アイスクリームにブランデーをかけたりもしますが、それよりも食べやすいです🍨

株主優待
Screenshot

支払いです。料金は16,000円ほどなので、1万円分を優待でお支払いです。

レシート

ちなみにこちらがレシートです。

エーピーホールディングスはお寿司屋さんも力が入っていますが、若尊はその中でもずば抜けていますね😳そりゃ予約で10ヶ月待ちなのも納得です。大切な人と行くにはおすすめのお店ですね。

【MBA経営分析】「鮨 若尊(じゃくそん)」

〜生販直結・割烹級創作・神対応サービスが生んだ「予約10ヶ月待ち」のプレミアム鮨モデル〜

「塚田農場」や「四十八漁場」を手がける株式会社エー・ピーホールディングス(東証スタンダード:3175)が運営する本格江戸前鮨業態「鮨 若尊(じゃくそん)」について、商品設計、サービスオペレーション、サプライチェーン、顧客体験(CX)、収益構造を網羅的に統合した詳細経営分析レポートです。

本業態は、都内の高級鮨が1人3万〜4万円に高騰する「寿司バブル」の中で、「生販直結の圧倒的ネタ質」「本格割烹レベルの創作料理」「手厚い人員による個別ペアリング」「絶妙な提供テンポ」「飲み放題込み1万円台前半の完全明瞭会計」を融合させ、「予約10ヶ月待ち」を恒常化させている外食業界屈指のイノベーション事例です。

1. 店舗基本概要・スペック

項目詳細・特徴
ブランド名鮨 若尊(じゃくそん)
運営会社株式会社エー・ピーホールディングス(東証スタンダード:3175)
所在地東京都港区赤坂3-9-2 No.R赤坂見附 B1F(赤坂見附駅 徒歩30秒〜1分)
席数・形態栃の木の一枚板カウンター 8席のみ(完全予約制・2部制)
営業時間2部制(例:17:30〜 / 20:15〜 等の約2時間完全入替制)
価格帯(コース)・おまかせコース(酒類飲み放題込み):12,000円〜13,000円前後(税込)
・若尊コース(やま幸マグロ4種・雲丹等+飲み放題込み):16,500円〜17,500円前後(税込)
予約ステータス数ヶ月〜最大10ヶ月先まで枠が埋まる超予約困難店
【 高級カウンター鮨市場(寿司バブル)の課題 】
  客単価 3.5〜4.5万円 / 時価・酒代で会計が不透明 / 一見客・若年層には高すぎる壁
                               │
                               ▼ 【 若尊(APホールディングス)の破壊的イノベーション 】
【 鮨 若尊 の独自モデル 】
  栃の木カウンター8席 + 本格江戸前鮨 + 割烹級創作10品 + 個別ペアリング飲み放題込みで「1万円台前半」!
                               │
                               ▼ 【 結果 】
  「この価格・味・接客なら絶対次も来たい」と全員が退店時に次回予約 ──► 【 予約10ヶ月待ちの永続化 】

2. 【核心①】なぜ「予約10ヶ月待ち」が生まれるのか?(予約スパイラルの構造)

若尊の予約が常に満席で10ヶ月先まで埋まり続ける理由は、単なるSNSの話題性ではなく、「極小の供給キャパシティ」と「退店時の次回予約によるリピートロックイン」という構造的メカニズムが機能しているためです。

【 予約10ヶ月待ちが固定化する「予約スパイラル」の構造 】

 [ 物理的供給制約 ] 8席 × 1日2回転 = 1日たった「16名」限定(月間約400名)
        │
 [ 圧倒的消費者余剰 ] 「3万円以上の体験が1万円台前半で楽しめる」という強烈な感動
        │
 [ リピートロックイン ] 会計時に顧客が「半年後・10ヶ月後の次の枠」をその場で即予約
        │
        ▼
 ★【 新規枠が市場にほぼ出回らず、希少性(Scarcity)が自己増殖して予約困難が固定化 】

1) 1日たった「16名」という極限の供給制約

カウンター8席×2部制のため、1日に来店できる顧客数は最大16名(月間わずか約400名)です。この絶対的な客席数の少なさが、予約のプレミア感(希少価値)を強烈に高めています。

2) 退店時の「次回予約」による枠の独占

会計時に「この贅沢な空間・料理・お酒で1万円台前半」という驚異のコストパフォーマンスを体験した顧客は、ほぼ例外なく「その場で次の予約(半年〜10ヶ月先)を押さえて帰る」という行動をとります。既存顧客が席を再生産し続けるため、一般予約枠が常に枯渇します。

3) 幹事・ビジネス接待における「絶対にスベらない神ツール」

「赤坂見附駅徒歩1分」「カウンター8席の隠れ家感」「予約困難のプレミア」「どれだけ飲んでも予算オーバーしない定額制」は、会食やデートのセッティングにおいて“失敗リスクがゼロの最強の選択肢”となります。定期的に枠を押さえ続けるヘビーユーザーが存在するため、需要が年間を通じて途切れません。

4. 【核心②】商品力:生販直結鮮魚と「割烹級の創作料理10品」のコースデザイン

若尊の最大の差別化ポイントは、「握り」だけでなく「本格和食割烹レベルの創作酒肴」がコースの半分以上を占める贅沢なメニュー構成にあります。

【 一般的な高級鮨店のコース 】
  刺身数種 + 焼き物 + 握りメイン ──> 魚と酢飯の単調な繰り返しで食べ疲れやすい

【 鮨 若尊 のコースデザイン(全20品以上) 】
  [ 割烹級の酒肴・温菜(約10品) ] + [ 名物エビフライ等の遊び心 ] + [ 本格江戸前握り(約9貫) ]
                     │
                     ▼
  ★「一流割烹のフルコース」と「最高峰江戸前鮨」を同時に味わう贅沢な体験設計!

1) 大将の「本格和食・日本料理」の確かな下地

大将(嶋田勝則氏)は、寿司の技術だけでなく本格的な和食・割烹で腕を磨いてきたバックボーンを持っています。出汁の引き方、蒸し物・煮物の繊細な塩梅など、日本料理の基礎が極めて高いため、どの小鉢・温菜も名店割烹と遜色ない完成度を誇ります。

2) 名物スペシャリテ「エビフライ」と和洋中の越境

伝統的な江戸前の型に縛られず、コース中盤に登場する「揚げたてサクサクのエビフライ(特製タルタルソース添え)」や「鱈白子の紹興酒漬け」「すっぽん蒸し物」など、遊び心に溢れた創作料理が組み込まれています。これがSNSでの拡散(UGC)と顧客の記憶に残るキラーディッシュになっています。

3) 「冷・温・油・酸」の波を描くコースストーリー

冷たい生魚が続くと舌が麻痺しやすくなりますが、若尊は「冷菜(お造り)→ 温菜(すっぽん出汁)→ 揚げ物(エビフライ)→ 酸味とコク(赤シャリ握り)」と、温度と食感の緩急を緻密にコントロールしています。最後まで一切飽きずに完食できるCXストーリーが設計されています。

5. 【核心③】サービス力:「スタッフ多め」と「好みに合わせた個別ペアリング」

通常、8席の鮨屋は利益確保のために大将1〜2名で回すのが通例ですが、若尊は「8席に対してスタッフ多めの手厚いスタッフィング」を敷いています。これが他店を圧倒するホスピタリティの源泉です。

【 一般的な8席の個人鮨店 】
  大将1〜2名で回す ──> 調理・ドリンク・皿洗いに追われ、接客や目配りが手薄に…

【 鮨 若尊 の高密度スタッフィング 】
  8席に対して手厚い人員配置(大将 + 専任サービススタッフ + 調理サポート)
                     │
                     ▼
  ★「呼ぶ前に酒が来る」「好みをヒアリングして個別提案」「大将が会話に集中」!

1) 「呼ぶストレスゼロ」のプロアクティブ(先回り)サービス

グラスのお酒が残り2〜3割になると、スタッフが自然に寄り添い、「次のお料理にはこちらの日本酒(またはワイン)が合いますが、お持ちしましょうか?」と先回りで提案します。「すいません!」と店員を大声で呼ぶストレスが完全に排除されています。

2) お酒の好みをヒアリングする「パーソナライズ・ペアリング」

「日本酒の辛口・フルーティの好み」「ワイン派」「ウイスキー・ハイボール派」「アルコールの強さ」を客ごとに細かく聞き出し、全20品の料理に合わせて最適な一杯を都度仕立てます。

  • 通常の高級店なら「+12,000円〜15,000円」かかる高級フルペアリングコースと同等の体験が、追加料金なし(飲み放題内)で提供されます。

3) 大将のタスク解放による「居心地の良さ」

雑務やドリンク配膳をスタッフが完璧に巻き取るため、大将は「最高の状態で一貫を握ること」「魚のこだわりを笑顔で伝えること」「顧客との楽しい対話」に100%集中できます。高級鮨特有の緊張感がなく、温かいアットホームな空気感が保たれます。

6. 【核心④】オペレーション力:「絶妙な提供テンポ」を生む時間軸マネジメント

コース料理全体の満足度を左右する「料理を出す間隔(テンポ・グルーヴ感)」が極めて高度に設計されています。

【 テンポの悪い店(CX低下) 】
  ・遅すぎる ──> 間延びして退屈、酒だけが進んで酔っ払う
  ・早すぎる ──> 急かされている気分になり、会話や余韻を楽しめない

【 鮨 若尊 の絶妙なリズム設計 】
  [ 料理を食す ] ──► [ 酒を一口含み余韻と会話を楽しむ ] ──► [ ちょうど次が届く ]
                                 │
                                 ▼
  ★ 全20品以上の大ボリュームが、約2時間で流れるように進む心地よいグルーヴ!
  • 「箸を置く瞬間」のリアルタイム同期: 大将・サービス・厨房が顧客の箸の動きを常に視野に入れており、食べ終わって一息ついた瞬間を裏方へ即座に連携。揚げ物は熱々、握りはシャリの人肌の温かさを保った「一番美味しいゼロ秒の瞬間(ジャストインタイム)」で提供されます。
  • 1品あたり約5〜6分の黄金インターバル: 料理を味わい、お酒を飲み、会話を交わす時間に合わせたテンポ感で進行するため、2時間があっという間に感じられます。
  • 席ごとのマイクロ・アジャスト: 食べるスピードが異なる客席ごとに、握りや小鉢の提供スピードを数分単位で個別調整しています。

7. 【核心⑤】生販直結サプライチェーンとオールインクルーシブの損益構造

赤坂の一等地のカウンター鮨でありながら、飲み放題込み1万円台前半で提供できる裏には、エー・ピーHDならではの生販直結インフラと逆転の損益モデルがあります。

【 若尊のサプライチェーンと収益構造 】

 [ 川 上 ] 全国提携漁師による「船上での神経〆め・血抜き」(産地ブランドに頼らない品質化)
      │
 [ 川 中 ] 豊洲市場買参権を持つ自前バイヤーチームの直接目利き(中間問屋マージン排除)
      │
 [ 店 舗 ] 完全予約制(食材ロス0%) + 10ヶ月先まで稼働率100%確定
      │
      ▼
 ★【 顧客:財布を気にせず飲める安心感 / 店舗:浮いたロス・管理費を手厚い人件費へ再投資 】
  1. 「産直船上仕込み」による仕入れ原価の抑制: 有名ブランド産地のプレミアム価格を避け、全国の契約漁師が船上で「血抜き・神経〆め」を施した鮮魚を直接仕入れ。手当ての技術で名店以上の鮮度・熟成ポテンシャルを引き出し、原価を圧縮。
  2. やま幸マグロと豊洲買参権: 自社バイヤーが競り権を行使し、名店御用達の「やま幸」のマグロ等を中間マージンなしで直接調達。
  3. 食材廃棄ロス0%(Food Loss 0%): 10ヶ月先まで予約客数が確定しているため、必要な分だけのネタ・シャリを仕込み、食材ロスを極限までゼロ化。
  4. 人件費の吸収力: 稼働率100%・売上確定により無駄な遊休コストが発生しないため、「浮いたコストを手厚い人員配置(サービス向上)へ惜しみなく再投資できる」という好循環を実現。

8. 【立地・シナジー】No.R赤坂見附 B1Fのクラスター戦略

若尊が出店する「No.R赤坂見附 B1階」には、エー・ピーHDの高単価業態が集結し、強固なドミナントシナジーを形成しています。

【 No.R赤坂見附 B1F(APHDの高単価クラスター拠点) 】
 ├── 【 鮨 若尊 】      :産直鮮魚のカウンター本格鮨(1.2万円〜)
 ├── 【 赤坂 希鳥 】    :宮崎地鶏「みやざき地頭鶏」の高級焼き鳥×ワイン(8,000円〜)
 └── 【 赤坂 なかもぐろ】:山形県産「最上鴨」の鴨料理専門店(8,000円〜)
  • 管理・設備コストの一元化: 地下1フロアに厨房・バックヤード設備・マネジメントを集約し、都心一等地でありながら坪固定費を抑制。
  • 相互送客と顧客LTVの最大化: 「鮨・焼き鳥・鴨料理」という3つのハイエンド選択肢を同一ビル内で提供し、赤坂エリアの富裕層・ビジネスパーソンをグループ内で回遊させるエコシステムを構築。

9. 3C分析・STP戦略・4Pマーケティングミックス

3C分析

  • Customer(顧客): 20〜40代ビジネスパーソン、赤坂の接待・会食、カップル、記念日客、美食家。「3万円の高級店は高すぎるが、大衆店では嫌」「明瞭会計で上質な時間を過ごしたい」層。
  • Competitor(競合): 3万〜4万円の高級鮨店、カジュアル立ち食い鮨。若尊は「客単価1万円台前半のオールインクルーシブ本格鮨」というミドルアッパーの空白地帯を独占。
  • Company(自社): 生販直結サプライチェーン、豊洲買参権、本格割烹の調理技術、手厚いサービスオペレーション。

STPポジショニングマップ

【客単価・敷居の高さ】
        ▲
        │                      [銀座・赤坂の老舗・名店鮨](1人 35,000円〜 / 時価)
        │
        │                      ★ 鮨 若尊(じゃくそん)
        │                      (本格カウンター鮨 × 飲み放題込み 12,000〜16,500円 / 予約10ヶ月待ち)
────────┼──────────────────────────────────────►【明瞭性・カジュアルさ】
        │  [ミドルクラスすし店]
        │
        │  [回転寿司・立ち食い鮨]

4Pマーケティング・ミックス総合表

4P戦略ポイント
Product(製品)本格江戸前握り(約9貫): 産直船上仕込み鮮魚、やま幸マグロ、熟成赤酢の赤シャリ。
割烹級創作料理(約10品): 名物エビフライ、すっぽん蒸し物、白子紹興酒漬け等。
空間・器: 栃の木の一枚板カウンター(8席)、唐津焼作家の器、江戸骨董。
Price(価格)・おまかせコース+酒類飲み放題込みで12,000円〜13,000円(税込)
・上位コース(1.6万〜1.7万円台)を揃え、ハレの日・接待需要の単価アップにも対応。
Place(立地)赤坂見附駅 徒歩1分(No.R赤坂見附 B1F)
・アクセス抜群の超一等地にありながら、地下階(B1F)の活用で賃料比率を抑制。
Promotion(販促)・「赤坂見附で飲み放題付き1万円台の予約10ヶ月待ち鮨」という強烈な口コミ(UGC)。
・「予約が取れないこと」そのものが最強のソーシャルプルーフ(社会的証明)として機能。

10. MBA的まとめ:主要成功要因(KSF)と全体統合図

                       【 鮨 若尊 の4大競争優位性 】

                 [ ① 圧 倒 的 商 品 力 ]
                 生販直結鮮魚 × やま幸マグロ
                 本格江戸前握り + 割烹級創作料理(10品)
                            ▲
                           / \
                          /   \
  [ ④ 絶 妙 な 提 供 テ ン ポ ] ─── [ ② 驚 異 的 コ ス パ ]
  全20品を流れるように魅せる           飲み放題込み 1万円台前半
  完璧な間(ま)とライブ感            (明瞭会計・財布の不安ゼロ)
                          \   /
                           \ /
                            ▼
                 [ ③ 極 上 の サ ー ビ ス ]
                 8席限定の手厚い人員配置
                 好みのヒアリング × 先回りの個別ペアリング
【 鮨 若尊 の統合ビジネスエコシステム 】

 [ 調 達 ] 船上仕込み産直魚 + 豊洲買参権 ──► 原価を抑えつつ名店レベルのネタを確保
        │
 [ 料 理 ] 割烹仕込みの創作料理(10品) ──► 魚と米の単調さを防ぎ、満足度を最大化
        │
 [ 接 客 ] スタッフ多め + 好みヒアリング ──► 呼ぶストレスゼロの個別ペアリング
        │
 [ 運 営 ] 箸の動きに合わせた絶妙なテンポ ──► 全20品が流れるように進むライブ感
        │
 [ 価 格 ] 飲み放題込み1万円台前半 ──► 寿司バブルに対する圧倒的「消費者余剰」
        │
 [ 予 約 ] 体験の感動による「即・次回予約」 ──► 枠が蒸発し【 予約10ヶ月待ち 】が永続化
        │
        ▼
 ★【 顧客:安くて極上に美味くて大満足! / 店舗:10ヶ月先まで売上・利益が100%確定! 】

【鮨 若尊(じゃくそん)の勝利の方程式】

  1. 「予約10ヶ月待ち」が自己増殖するリピート予約のロックイン構造8席という極小キャパシティと、退店時に全員が次の予約を押さえたくなる圧倒的コスパが連鎖し、広告費ゼロで年間売上と食材ロスゼロが確定する高収益サイクルを構築した点。
  2. 「本格江戸前鮨」×「割烹仕込み創作料理」のハイブリッド構成大将の日本料理の技術を活かし、名物エビフライや温菜を含む10品もの創作酒肴を組み込むことで、高級割烹とカウンター鮨を同時に楽しむ唯一無二の体験価値を生み出している点。
  3. 「手厚い人員配置」が生む個別ペアリングと絶妙な提供テンポ8席に対してスタッフを贅沢に配置し、顧客の好みに合わせた先回りの酒提案と、箸の動きに合わせた完璧な時間軸マネジメントを実現している点。
  4. 生販直結インフラとオールインクルーシブによる安心感の提供漁師直結の仕入れ技術で名店レベルのネタを低原価調達し、寿司バブル最大の不安要素であった「時価・酒代への恐怖」を完全定額制で解消した点。

エー・ピーホールディングス株主優待紹介ページ

今回訪問したお店のご紹介
鮨 若尊
株主優待:エー・ピーホールディングス(3175)
最寄駅:赤坂見附駅
〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目9−2 No.R赤坂見附 B1階

GoogleMapのクチコミも書いています☺️

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<執筆者プロフィール>
優待太郎
経営学修士(MBA)
予備自衛官(技能)
山一證券が自主廃業した1997年から株式投資を始める。保有している優待銘柄は100銘柄を超える。毎年数十万円分の株主優待を消化するために走り回っています。
組織編成とマーケティングが得意なので、決算書だけでなく個別企業の経営戦略を読み込む中長期投資が中心です。
ブログは毎日21時ごろの更新
X:https://x.com/yutaitaro
https://mbakabunushiyutai.net/

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